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和食をもっと身近に(よりふじ先生の料理教室)

和食をもっと身近に(よりふじ先生の料理教室)

和食は、単なる食事ではなく、私たちの生活に豊かな恵みをもたらすものです。
その特徴のひとつに、四季の移ろいを感じられることがあります。
吸い物の具材ひとつをとっても、季節ごとの旬の食材が使われ、自然の恵みを存分に楽しめる工夫がされています。
このように、和食はただおいしいだけでなく、その時々の季節を五感で楽しめる食文化なのです。

和食の基本

一汁三菜

一汁三菜(いちじゅうさんさい)とは、一点の汁物と三点のおかずが含まれる献立のことを言います。
汁物とは味噌汁やスープなどのことで、主菜はメインの肉料理や魚料理、副菜は付け合わせです。
これに主食であるお米を加え、一膳とするのが基本的な和食の一汁三菜となります。

また、一汁三菜のスタイルは、お米を中心に、肉や魚類、野菜、海藻などをバランスよく取り入れるので、自然と栄養の偏りを防ぎ、健康的な食生活を支えます。
特に、発酵食品である味噌や納豆などは腸内環境を整え、私たちの体を内側から健やかに保つ役割も果たします。
さらに、出汁の旨味を活かした調理法により、過剰な塩分や油を使わずとも満足感のある味わいが生まれ、食材そのものの持つ味を大切にするのが和食の魅力です。

五味、五色、五法

和食の基礎である「五味、五色、五法」とは、料理において味、色、調理法のバランスを重視する考え方です。

「五味」とは、甘味・辛味・塩味・酸味・苦味を指します。
「五色」とは、赤・青(緑)・黄・白・黒を指します。
「五法」とは、焼く・煮る・蒸す・揚げる・切る(生食)を指します。
これらは、和食のみならず食文化において、料理のバランスや栄養を考え、食材の組み合わせに役立つ考え方となっています。

和食が私たちにもたらしてくれるもの

このような和食の特徴を知り、日々の食卓に取り入れることで、心も体も整い、自然の恵みを存分に感じることができます。
ぜひ、ご家庭でも旬の食材を活かした一膳を楽しみながら、和食の持つやさしさと奥深さを味わってみてくださいね。

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