
ハナとウタ公式
一番だし(よりふじ先生レシピ)
和食における出汁は、椀物、煮物、和え物などさまざまな料理に用いられ、その風味の決め手となります。
煮出しすぎは、臭み、雑味、えぐみなどが出るため、注意しながら作りましょう。
材料(4人前)
食材
- 昆布
- 10g
- 水
- 1000ml
- かつお節
- 20g
調味料
作り方
- 昆布は汚れがあれば、ぬらしたキッチンペーパーなどで拭き取る。
- 鍋に水と昆布を入れて、沸騰しないように気を付けながら、弱火で10~13分ほどかけてゆっくりと加熱する。
昆布に爪を立てて跡が残る程度に柔らかくなれば、昆布を取り出してから沸騰させる。 - ②の沸騰を抑えた状態でかつお節を加えて火を止め、沈むまでそのまま冷ます。
- キッチンペーパーまたはさらしを敷いたザルで濾す。
※この時、絞らないようにしてください。
ポイント
「出汁を引く」という言葉通り、素材から旨味を引き出すということがポイントになります。
- 昆布とかつお節から雑味を出さない
- 香りが揮発しないように、湯温に気を配ること
これらに注意して、作ってみてくださいね。
旨味と風味が上品ながらもしっかりと味わえる一番だしは、食材の持ち味を活かし、引き立てるような、調味料に頼りすぎないやさしい味付けの料理に使います。